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第36回 ピラミッドを造ったのは宇宙人じゃないと考えてます
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ボクは基本的には、宇宙人は、地球には来てないと思いますね。のっけからスイマセンが。
だって何十光年かわからないですが(ワープは無理でしょうから)おそろしく遠い所からはるばる来て、小麦畑でお絵かきしたり、牛のケツっぺた抜いたりして、コソコソするなんて理解できません。もっとも宇宙の方の事ですから、まったく意味のないと思われることが重要である可能性は否定できませんが。
ボクは、小人やカッパの方があやしいとにらんでいますね。
「重機も電気もないのに、あんな大きな石を積み上げるのは昔の奴等には、絶対無理! だから宇宙人」って思う人(もちろん自由ですが)は、昔の人は現代の人より劣っている、もしくは昔より現代は進んでいる、という様な考えが根底にあるんじゃないですかね。ボクなんかは「昔の人、スゲーな!」って素直に感じてしまいます。失われてしまった高度な技術や工夫が、本当にたくさんあったんだと思います。オーパーツでしたっけ、現代の技術でも制作するのが困難とされる太古の遺物。たとえば水晶のドクロ。「あんな硬い物削るのは、昔の奴等には絶対無理。だから宇宙人!」って、どう思おうともちろん自由ですが、やはりボクは「昔の人スゲーな。あんな硬い物を加工する技を持ってたんだ!」って素直に感心しちゃいます。日本の遮光器土偶でも、「あれ宇宙服。だから宇宙人来てた」って、どう思おうともちろん勝手ですが、あれも昔の人々が高い芸術性を持っていたと思えれば、宇宙服とは思わずに、素晴らしいデザインをしていた集団がいたと、とらえられると思うんですが。もちろんムー帝国とかもなかったと思います。
それより、宇宙から来た生物が、人間にそっくりな方がおかしいと思いますね。それも人類が最も優れているという考えが、根本にあるんじゃないですかね。スターシャ(※1)よりクレンダツウ(※2)の方が説得力ありますね。
※1 もちろん美人には見えますが、さすがに性交渉は無理でしょう。だって14万8千光年も離れた星で、独自に進化した生物なんですよ。
※2 SF小説「宇宙の戦士」に出てくる敵の虫。いたとしても、いいとこあんなものでしょうね。
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●宇宙会議
いったい何を話し合えばいいのか。議題を決める事すら困難なカンジですけど。実はイプシロン星人には、アメリカンジョークが通じるみたい。どこが頭かもわかりませんが。
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■第37回へ続く
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